今回は埼玉県狭山市広瀬にて、ドアノブ交換の作業をしてきました。ドアノブ交換のご依頼の場合は、調子が悪くなってしまってお電話を頂くことが多いですが、今回は玄関ドアに取り付けられている鍵付きのドアノブの交換ご依頼で鍵を防犯性能の高いものに交換されたいためにドアノブを交換したいとのご希望です。
ドアノブタイプの場合の鍵交換
ドアノブの鍵は、握るドアノブ部分の中心辺りに鍵穴がついていて、その鍵を変更されたい場合はドアノブごと新しい商品へ取り替える作業になります。近年、握るタイプのドアノブは新築物件ではあまり用いられないようになったので、今現在握るタイプのドアノブに使われている鍵は型式が古く、あまり防犯性能が高い商品とはいえないものが多いです。
ドアノブでも一般的なカギを用いた商品から、防犯性能の高い交換用のドアノブまで様々な種類がありますので、しっかりしたカギへ変更されたい場合はお気軽にご相談下さい。では今回の作業のご紹介に移ります。
こちらが今現在お客さまが使われているドアノブです。メーカーはエージェントのディンプルキータイプのドアノブです。この商品自体、ある程度しっかりしたドアノブではありますが、お客さまのご要望で一番しっかりしたドアノブへ交換したいとのお話でしたので新しい商品へ取り替えていきます。
ドアノブの交換作業
今回の場合、ドアノブ部分に飾り座が取り付けられていますが外してしまうと痕が出てしまうので再利用していきます。今のドアノブを外すとこのようになっています。
左図が外した後の状態になります。ひし形に開けられた穴から覗いている部分は本体ケースになりますが、この部分は今のまま使っていくことにします。
右図は新しいドアノブの取り付け座部分です。今回新しく取り付けるドアノブは一般的なドアノブと内部構造が異なりますので、取り付け作業も複雑になります。
そしてこちらの図が取り付け完了後の写真になります。ご説明が遅くなりましたが、今回取りつけたドアノブはKABA社の６６００－Ｆという商品になります。交換用のドアノブの中では最高峰の防犯性能を持つ最強のドアノブになります。
ＫＡＢＡ ６６００－Ｆの主な機能
このドアノブはドアノブの室内側部分にも鍵が差し込めるよう鍵穴がついており、不正開錠手口の中の『サムターン回し』という手法を防ぐことができます。
そしてキーは完全登録制になっていますので、お客さまご本人さまでないと鍵の複製ができないようになっています。
そして防犯面で狙われがちな
- 鍵穴からのピッキング
- ドアノブの破壊・もぎとり開錠
- ドア隙間からのサムターン回し開錠
- キーの無断複製
を全てシャットアウトできる非常に優れた商品が今回のKABA 6600-Fになります。
商品価格もドアノブの中では最高峰になっていますが、玄関ドアノブを安心できる商品に交換されたい場合は非常にお勧めな商品になります。
もしご興味がおありでしたらお気軽にお問い合わせ下さい。
