今回は東京都杉並区で室内のドアノブが故障してしまい、修理・交換のご依頼を頂きましたのでご紹介していきます。
海外製ドアノブのトラブル
室内のドアノブといっても種類は非常に多く、物件によっては国内メーカーではなく海外製の輸入商品が使われている場合があります。海外製のドアノブは国内製とはデザイン・寸法が異なり、故障してしまった際の対処が難しいことがよくあります。
今回、故障してしまったドアノブはこのような商品です。
AGB 11BREV レバーハンドル錠
ゴールド色のドアノブで、ドア側面には『AGB 11 BREV』とあります。この商品は今まで数回見かけたことはありましたが、全て修理で直すことができる症状でしたので交換作業は今回が初めてとなります。
この商品は海外製で現在同じ商品を取り寄せることができないのではっきりしたことはわかりませんが、おそらくヨーロッパ製の商品だと思われます。重厚感のある作りでデザインも独特ですが、困ってしまうのは故障してしまった場合です。
今回の場合は本体ケースのバネが弱まってしまい、レバーが下に垂れ下がってしまうといったトラブルです。おそらくはこの商品で最も多いトラブルだと思われます。根本的な解決にはドアノブを交換することになりますが同じ商品を取り寄せられないため、国内商品でデザインの近いものを探していた所1点だけ互換性のある商品が見つかりましたのでそちらへ交換していきます。
既存ドアノブの取り外し作業
まずは今のドアノブを取り外していきます。ドアの内側・外側を取り外し、本体ケースも取り外すとこのような穴が開けられています。よく使われている国内製ドアノブだと、元の穴のほうが大きいので穴が出てしまいます。今回取り付けるドアノブは、元の穴を全て隠して取り付けることができ、逆に数箇所追加して穴を開ける必要があるので、これから穴を開けていきます。
こちらが、追加して穴を開けた後の状態になります。あとはこの穴を利用し商品を取り付けていきます。取り付け後はこのようになりました。
こちらの商品は国内製になりますので、今後トラブル等があってもすぐに同じ商品を注文することが可能ですのでメンテナンス性が以前よりも良くなりました。デザインもほとんど変わらず綺麗に取り付けできていると思います。
今回ご紹介しているドアはトイレのドアなのでドアノブの下にカギがついていますが他のお部屋はカギ無しタイプがついており、今回は計6ヶ所のドアノブをこちらの商品へお取替えさせて頂きました。
このドアノブの修理・お取替えができる業者は非常に少ないと思いますので、このドアノブの修理・交換をご検討中でしたらお気軽に当社までご相談下さい。
