今回は東京都三鷹市でドアノブ交換作業にお伺いしてきました。ドアノブの交換をご検討中のお客さまの中でも色々なご事情があり、今回は特に壊れていないドアノブを新しいドアノブへ交換させて頂きました。
ドアに鍵をつけられたい様々な事情
今回、ドアノブを取り替えた理由は２世帯住宅にお住まいのお客さまからのご依頼で一緒にお住まいのお父さまが痴呆を患ってしまい、ご家族の娘さまのお部屋や家中のありとあらゆるお部屋を開けて中に入ってしまうとのお話です。
ですので、開けて欲しくないドアに鍵を取り付けたいとのご依頼でしたのでお伺いさせて頂きました。お家もまだ築浅でしたので外観があまり変わらない範囲で鍵を取り付けたいとのご希望です。まずは娘さまのお部屋のドアにはこのようなドアノブがついていました。
形としてはよくみかけるレバータイプのドアノブです。本来、ドア側面にメーカー名などが刻印されていることが多いのですが、このレバーには何も刻印されていません。お客さまでも鍵付きで交換できる商品を探されたようですが、このレバーのメーカーがわからなかったのでお困りだったようです。
結論から申しますとこのレバーは長沢製作所のGMというシリーズ商品です。メーカー名が刻印されていないロットがありますのでお客さまご自身でお調べになるのは難しいかもしれません。このGMシリーズは同形状でシリンダー付き商品が出ておりますので今回はその商品へ交換していきます。
古いドアノブの取り外し作業
まずは今のレバー錠を全て外すとこのような穴あけ加工がされています。メーカーもしくはシリーズが異なると穴の位置や大きさが違う場合がありますのでその時はドア側へ加工する必要がありますが、今回は同じ長沢の同シリーズですので加工作業は無く交換ができます。交換後はこのようになりました。
長沢製作所 GMシリンダー付きレバーハンドル錠
色も同じゴールド色で形状もそのままです。そして外側に鍵穴、内側にツマミがつきますので簡単にドアをロックすることが可能になりました。
そして今度はもう一箇所のドアへの鍵取り付け作業へ移ります。今度のドアはこちらです。
今度のドアは先ほどのドアと違い、引き違いのドアです。そして今現状は指をかける金物のみ取り付けてある状態です。このドアへ鍵を取り付けたい場合はさっきのように取替えの要領ではできません。新たにドアへ穴を開けて鍵を取り付けていく形となります。早速ドアへの穴あけ作業を始めていきます。
引き戸への穴あけ加工作業
大まかにドアの表裏、側面の３ヶ所に穴を開けていきます。そしてこの穴へ新しい商品を取り付けるとこのようになりました。
室外側には鍵穴、室内側にツマミがつきました、色も同じゴールド色であわせましたので違和感なく取り付けできたと思います。
今回は室内ドアへの鍵取り付け作業でしたが、もちろん玄関ドアへの鍵取り付け工事もやっておりますので今お使いのドアへ鍵を取り付けたいとのご希望がありましたらお気軽に当社までお問い合わせ下さい。
