先日6歳になる息子が、ドアノブにおでこを強打して怪我をしてしまいました。
仲の良いママ友何人かが我が家に遊びに来ていたのですが、おしゃべりに夢中になっている間にどうやら転んでぶつけてしまったようでした。
子供たちで走り回って遊んでいたのは目に入っていたので、ちゃんと注意すれば良かったと本当に後悔しました。
私たち大人からすると普段気にもならないようなドアノブの高さも、子どもの目線だと危険なのだなと痛感しました。多少血は出ましたが縫ったりするような大怪我にはならなかったことと、目などがぶつかって失明したりしなくて本当によかったです。
息子もよほど痛かったのか、それからは家の中で走り回ることがなくなりました。
ノブ越しに伝わる引き込む力
基本ドアノブというのは中の錠の出し入れを、ドアノブを回転させることによって外して開け閉めするものですが、その中の錠というヤツはドアの開け閉めをすれば自動的に内蔵のバネで出し入れできるようになっているものです。
要するにドアを閉めたら自動的に「ガチャン」と閉まる。カギまではかかりませんけれどね。
で、ホラー映画とかだとドアノブを恐る恐る回して室内に入ったとたん「バターンッ!」とドアが閉まって閉じ込められるっていうパターンがありますが……その逆パターンを、ウチのトイレで体験したことがあります。
つまり、トイレに入ろうとドアノブを掴んだら、中に誰もいないはずなのに「グッ」と中から引き込む力がノブ越しに伝わり、閉じてしまった……という。
まぁトイレの窓を開けていたので、空気圧の関係でトイレ室内に引き込む力が働いていたってだけの話なのですが、しかし誰もいないはずのトイレからノブ越しに伝わった「力」はかなりゾッとするものがありましたね。
ちなみに同居している家族も同じ体験をしたことがあるとのことですが「いや締まった後にカギがかかったことがある」と母が言ったことがあります。
……冗談だよな?
握って回すのは懐かしい
築40年近くになる我が家は、公団で全ての作りが少し古い。すべてが昭和な作りなので、リビングや各部屋のドアはふすまでスライド式になっています。トイレ、お風呂、玄関はドアノブが付いていますが、電球を握るようなタイプで滑り安いのが特徴です。
先日3歳の姪っ子がうちへ遊びに来ました。左手にぬいぐるみを抱えて、右手で玄関のドアノブを掴んで開けようとするも、子供の手には大きくて掴みにくい様子。結局は一人で開ける事ができなくて大人が手伝って開けました。
最近の住宅は犬でも開けられるというか、手を掛けるだけで簡単に開けられるタイプが主流なので、我が家のように握って回すタイプは珍しかったのですね。
姪っ子の家には無い形だったので、慣れていないせいもありますが、力の弱い小さな子供には使い難い物だったのか。と改めて実感しました。